3月の中旬、東京のHuBASEで開催された『GR展』に出展者として参加しました。村田さん、他の参加者の皆さんありがとうございました。
ボクの出展テーマは「開放限定GR」。センサーのど真ん中にゴミがついたボクのGRはちょっとでも絞るとど真ん中にゴミが見えるため常に開放でしか使えません。クリーニングに出せばいいんだけど1週間以上手元にGRがない生活が想像できなくていまだにクリーニングに出せていません。そんな前提条件付きのGRで撮影した記録として作品を選びました。
そんな春先の東京でGRを持ってぶらぶらした記録とボクの貴重な経験を残すためにまとめました。
今回のカメラはRICOH GRⅢxで。
まずは腹ごしらえから
3/15(水)から開催された展示でしたが名古屋に住んでいるボクが参加できたのは土曜日から。土曜の午後から在廊する前にちょっと腹ごしらえしようと友達と一緒にチャハーンを食べにきました。会場の近くにある町中華屋さん「新雅」。このお店はチャハーンが有名らしくて11:30頃に到着時点で10人くらいが並んでました。1時間半くらい並んでようやくお店の中に入れました。ラストオーダー時間になってもまだまだお客さんが並んでいたので最後の人は食べられたのか心配になるくらい。
ボクはチャハーンともやし炒めとビールをチョイス。途中までチャハーンとラメーンを食べようか悩んでいましたが頼まなくて良かったです。チャハーンのボリュームのすごいこと!個人的にはチャハーンだけでも良かったかもしれない。夜になるまでずっとお腹が苦しくて大変でした。気になる人はまずはチャハーンだけにすることをおすすめします。
GR展
GR展が開催されたのは江戸川橋にある『HuBASE』。積極的に写真展などをされているので興味がある人はぜひ訪れてみてください。GR展はRICOH GRで撮影した作品で構成されていて総勢26人のフォトグラファーが参加して開催されました。同じカメラで撮っているのにここまでみんなスタイルのが違うのか!と驚く展示でした。機材縛りでグループ展を開くのって面白いですね。
会場は沢山の人で賑わっていました。実際にGRを使っている人たちと会話をして使い方や楽しみ方を共有。ボクがあまり意識していなかったプリントや額装についても色々教えてもらいました。特にGR用のサムレストを使っている方がおられて、実際に手に持たせてもらうとグリップ力が良くて持ちやすかったのでその場で品番を教えてもらってAmazonでポチポチ笑。その場で3人が注文したので在庫がどんどんなくなっていました。気になる人は下のリンクから確認してみてください^^
その後
GR展の在廊もそこそこに気心が知れた仲間で飲みに。写真展も大事だけどそれを口実に東京に来てなかなか会えない友達と会うってのも一つの大事な楽しみ。もちろんみんなカメラを持っているから各々気になるところを撮りながら目的地まで。最後の方までカメラを出さなかった人もいたけど笑。GRのいいところはこんな写真も撮ってしまうこと。ライカだと多分撮ろうと思わない自転車のハンドル部分もGRだとついつい撮ってしまう。そうやって今回の3日間で合計1800枚写真撮ってた。
なぜか都内のグルメに詳しい友達が連れてきてくれた焼肉屋さん。ジンギスカンが美味しかったなぁ。お昼に食べ過ぎてたのが後悔。もうちょっと食べたかった。写真は、まるで生の手羽先みたいに見えるおしぼりなんだけど、こんなくだらないことでも笑い合えるのは楽しいよね。そしてシャッター押せるのはやっぱりGRだからだよね。
GR展が終わった翌日は一日東京をぶらぶらして過ごす日。予定のない1日が突然目の前に現れるとオロオロして結局どこにも行けなくなることがあるから、この日は最初に新宿へおにぎりを食べにいくことだけ決めて出発。グルメ王がおすすめするお店だけあってとっても美味しかった。そのあとは自由が丘に移動して三宝カメラさんのオープン記念にお邪魔して、自由が丘のカリスマ美容師に挨拶してきた。
国立新美術館
そして久しぶりに訪れたかった国立新美術館へ。以前も訪れたことがあるけど、あれからある程度経験もしてカメラも変わった今の自分はどんなふうに撮るのか知りたくて。GRだと露出調整だけしてあとは気が向いたままにシャッター切れるから気軽でいいし、シャッター音もしないから美術館みたいな静かなところでも安心。
GRで撮りながらライカM10でも撮っていて、広角のエルマリート21mmで撮影するとすごく印象的な写真になったやっぱりGRにも広角が欲しいなと思い始めてる。GRⅢ、誰か売ってください。。。
でもGR3xは40mmの焦点距離は使いやすいし、こんな切り取りアングルも撮れちゃうのがいい。GR単体ならGR3xの方がいいと今でも思っているんだけど、たとえばライカM10に50mmのズミルックスをつけている時なんかは、焦点距離の差別化をするためにも28mmのGR3の方がマッチしているのかも知れない。GR展でもそんな使い方をしている人が沢山いたなぁ。
国立新美術館に到着する時間を昼下がりにしたのは本当に正解だったかも知れない。美術館自体は南側を向いているからどの時間に来ても日は差し込んでくるんだけどちょっとだけ太陽高度が下がった方が室内の奥まで光が差し込むから。そしてマリオンに落ちる影もクロップすることでこんな感じに撮れちゃう。ちょっと画素数は落ちてしまうけどスマホで見る分なら全然いいよね。
今回GR展に参加して、いろんな視点があることがわかったしボクの技術不足も時間できた。「鉄は熱いうちにうて」じゃないけどこの気持ちが冷めてしまう前に都内をぶらぶらできたのは楽しかったし、ボクのGRの使い方も変わったような気がした。やっぱりと時々は旅行に出かけたりするのがいいかも知れない。
写真は全てGR3xの撮って出し写真でこちらのカラー設定で撮ってます。
今回のカメラはRICOH GR3で撮影しました。