こちらの記事でGRで撮影した写真をアップしましたが、今回はライカM10で撮影した写真を中心に紹介していきます。21mmのエルマリートを今回初めて実戦投入したんですが、想像以上に広角の写りが良くってこのあとGRⅢをゲットする流れまで進んでしまいました。
今回のカメラはLeica M10にSummilux-M f1.4/50mm ASPH. 4thとElmarit-M F2.8 21mmをつけて。
いざ東京へ
今回はGR展に出展したので在廊するために金曜日仕事終わりに東京へ。疲れて寝てしまって起きたら富士山が過ぎてしまってた💦三島駅周辺で撮りたかったのに〜
振り返って撮りましたが綺麗な夕焼けだったので悔しかったです。
GR展で上京したけどしっかりとフォトウォークしたりしてました。北陸に比べたら名古屋から東京は近いけど、それでもやっぱり交通費考えるとなかなか行けないのでこんな時に一気に回らないとね。
三宝カメラさんのお店にお邪魔するために自由が丘まで。駅からお店まで歩く途中でもシャッター押しながら。50mmは本当に気持ちよくスナップできますよね。あまりにも暑くて途中の雑貨屋さんでTシャツを500円で買うなど。
世界的にみたら混沌に満ちた都市が東京だと思うけど、田舎民からするとリフレクションが多くてキラキラした街、それが東京。ついついなんでもない場所でもリフレクション撮っちゃうよね。
二日間カプセルホテルに泊まってたんだけど流石に疲れが溜まってきたから最終日は神田のビジネスホテルに移動。月曜日は休みを取ってたので平日朝の神田でもスナップ。モノクロ写真が多いのは完全にGR展の影響。みんなすごく上手くて綺麗なモノクロ撮ってましたよ。
開放が好きなので昼間でもシャッタースピードを1/4000まで上げてでもF1.4で撮っちゃう。NDフィルターも買おうかなぁと考え中。5段分くらいNDかけられたら自由度が増すような気がするんですよね。（もっと絞れというお話は置いておいて）
今回の旅の目的の一つ、国立新美術館へ。久しぶりに行きたかったんです。そしてここで使うために持ってきたのがエルマリート21mmF2.8。35mm以上の広角を久しく使っていなかったのでドキドキしながら実戦投入。なかなかいい感じで写ってくれます。
広角が持つ力ってありますよね。なんだろう、不思議な力を感じます。ここで広角の魅力に再度はまってリコーGRⅢを買うってところまでがひとつながりです。
ここでもう一度50mmズミルックスに付け替えて撮影開始です。50mmのキレの良さはやっぱりたまらない。
50mmも距離と構図を工夫すれば開放的な写真にもなりますよね。そしてレンズ付け替えがめんどくさくてここら辺りからレンズ交換をしなくてもいいように「新しくM10をもう一台買う」か「広角カバーでき良にGRⅢを買うか」を真剣に悩み出します。
一応40mmのGRⅢxは持っていたんですが、50mmと40mmだと近過ぎて、本気で撮るM10とテキトーに撮るGRって使い方になっていたので納得いってなかったんです。GRももっと本気で撮るカメラなので画角の問題でサブ的な扱いになってしまっているなと。
個人的にはこの写真が一番好きで会社のPC壁紙にもしています。国立新美術館の建築的な魅力が詰まっている気がします。
50mmは切り取り構図になりがちなので、規則正しく並んでいるマリオンと隅っこに見える人物がいい対称になってると思う。そしてズミルックスの透明感のすごいこと。こりゃみんな好きになるのもわかるね。
SNSじゃあんまりみない構図なんかも撮ってみたりして。色縛りで組み写真を作ってみたけどこういうのも面白い。
ブラウン
— すぎっち / StudioCEDAR (@cedar_studio) March 21, 2024
ブラック
ホワイト pic.twitter.com/wgqILI8gHc
原広司の京都駅もそうだけど段差のあるカフェスペースって面白い。見られる席と見る席と。視線は繋がっているけど空間は別々で、だでどゆるやかに繋がっていて。これは逆円錐に作られていることが功を制している気もしてる。
疲れでベンチで座ろうとした時に、ベンチに反射した光が綺麗でパシャリ。一瞬も休ませてもらえない建物笑。ウケは良くないけどこんな写真が好き。
写真で感じる以上にガヤガヤしている空間の賑やかさと光が差し込む気持ちいい空間を写真で表現したくて四苦八苦した挙句に撮った一枚。あえてモノクロにして色情報を抜いたのが良かったのかもしれない。
最後は有楽町の居酒屋でちょっとだけ飲んで東京を離れます。新幹線の中からチラチラ見える東京タワーを一瞬の中でパチリ。露出オーバー気味だったけどこれはこれで良かったのかもと思う。さよなら東京。
帰りの電車は富士山周辺で日の入りちょっと前になる便をチョイス。忘れていません。上京する時に撮れなかった富士山にリベンジすることを。おかげでこの日も天気が良かった。
オレンジの空の中に浮かび上がる富士山は幻想的。以前伊豆スカイラインから同じように春の夕陽に浮かぶ富士山を撮ったことがありますが、この季節、この時間帯の富士山はたまりません。
あっという間に太陽が沈んで撮影会は終わり。この後しこたまアルコール飲んで電車の中で寝て帰りました。やっぱり疲れていたんですね。でもまた東京は行きたいなぁ。
写真は全てLeica M10のRawで撮影しAdobe Lightroomのこちらのプリセットで現像しています。
今回のカメラはLeica M10にSummilux-M f1.4/50mm ASPH. 4thとElmarit-M F2.8 21mmをつけて。
