3月は腰を落ち着けて考える暇もなくあっという間に過ぎてしまいました。これで一年の1/4が過ぎたと思うと恐ろしいです。特に3月はGR展があったり確定申告があったり、年度末の締めがあったりとハードな毎日を過ごしていました。
そんな忙しい毎日を過ごしていて、心の栄養になっているのはやっぱりカメラでシャッターを切っている瞬間で、日常の喧騒を忘れて何も考えずにシャッターを切ってる時が一番幸せです。
今回のカメラはLeica M10にSummilux-M f1.4/50mm ASPH. 4thとSummilux 50mm F1.4をつけて。
はっきりとしない天気の名古屋
名古屋は比較的晴れの日が多い都市だと思うけど、ここ最近は週末になるたびに天気が悪くなってしまってちょっと気持ちも落ち込み気味。それでもカメラを持って外に飛び出すことで気持ちは晴れてくるし1週間の締めと翌週への活力のために必要な活動だと思う。この日はGRⅢの初実戦投入として試験的な意味合いもあったスナップで作例はこちらを参考にしてもらえると。
マンションの向かいの部屋がリフォームされていて、まだカーテンもない状態だったけどネコがこちらをのぞいてた。ネコは全くその気はないんだけど人間が勝手にネコに癒しを感じてるし、それを多少うざったいと思っているであろうネコがやっぱり神だと思う。
知らんけど。
GRⅢxやライカM10を実践投入するときも確かささしまライブに来たっけ。ここは吹き抜けやカーテンウォールもあって写真スポットとしてはちょっとだけ面白い場所。お寿司屋さんの中の様子を外からちょっとだけ覗かせてもらった。
夕方からオープンする居酒屋さん。特徴的な天井のオブジェは毎回ボクの被写体になってくれる。ズミルックスの開放を余すことなく発揮する。
カーテンウォールが作り出すガラスの重なり、反射、透けは非日常的な風景を作り出す。都市建築の空間が均一になってしまうリスクはありつつも、麻薬のようにインスタントな楽しさを手に入れる意味ではアリだと思ってる。課題は対比であり、全てを同様のデザインにならないように両手を挙げて評価すべきではない、ということは激しく同意する。
日常の中に吹き抜けを設ける効果は絶大だと思う。都市に住むということは積層化することが大前提になるんだけど、自らの立ち位置を再認識する意味でも吹き抜けは大きな効果がある。そんな堅苦しいことは抜きとして１階と２階が繋がっていたら純粋に楽しいよねってこと。ちなみに下の写真はズミルックスじゃなくてエルマリートで撮ったものかもしれない。
そんな意味ではエスカレータも楽しい装置の一つ。特にデパートにあるような上下で交差するエスカレータはどこか儚くて寂しい雰囲気もある。
この写真を撮ったのは3月下旬だからまだ桜も咲いていないし木々も芽吹いていない。そろそろこの木も芽吹いてきたかな。この後確認に行ってみよう。
ズミルックスを買うときに35mmにするか50mmにするか迷ったんだけど、せっかくのF1.4を味わうならやっぱり50mmじゃね？って単純な理由で決めた。でもそれは間違いじゃなかったと思う。もう少し広角がほしい場面であっても全然後悔はしていない。（嘘）
GR展の後からモノクロ写真を撮ることが増えたのは、やっぱり出展者の作例がカッコよかったから。「なんでモノクロなの？」の根源的な問いに対する答えはまだ持っていないけど、「かっこいいから」って理由だけでシャッター押すことも許されるでしょ？
まだまだシャッターチャンスを待つという辛抱強さは持ち合わせていない。もう少し待つことができる大人になりたい。
マフラーが必要な肌寒い日だったけど少しずつ春は近づいているし、季節は移り変わろうとしてる。三寒四温の言葉通り寒くなったり暑くなったり、右往左往しながら季節は変わりゆく。そうやってボクは流されるままに半袖Tシャツをクローゼットから取り出してくる。
写真は全てLeica M10のRawで撮影しAdobe Lightroomのこちらのプリセットで現像しています。
今回のカメラはLeica M10にSummilux-M f1.4/50mm ASPH. 4thとElmarit-M F2.8 21mmをつけて。
