GR展とその後の東京ぶらぶらを経て、やっぱりスナップは広角も持ってると楽しいなぁと実感してしまいました。なかなか広角を使う場面ってボクにはなかったんですが、東京のような街でフォトウォークする時は広角を一本持っておくと楽しいことがわかりました。だからスナップの時は標準域と広角域の二つをカバーできるカメラを持ち歩きたいと思います。
そんな何やかんやのデスティニーで今回のカメラはRICOH GRⅢで。
予定外の雨の休日
休日になった途端に天気が悪くなった名古屋。日曜日は晴れ予報だったのに朝起きてみると雨。個人的には雨は雨でいろんなものが撮れるからそこまでマイナスイメージはないけど、前日まで疲れが溜まっているのがわかっている中で、雨で冬に逆戻りしたような寒さの中、出かけるのは小さな勇気が必要でした。
持ち出したのはライカM10とリコーGRⅢ。GRⅢは初投入。28mmがどんな感じか楽しみにしながらまずは高架下で。28mmはiPhoneと同じ焦点距離だから撮り慣れては入れうはずだけどコンデジからこの絵が飛び出してくることに驚き。(当たり前だけど)
広角だからGRⅢxに比べて寄れないかなぁと思ったけど、想像よりは寄れた。ただクローズアップして撮るカメラではないね。
広角ならばリフレクションでしょ!ちなみに開放限定のGRの慣れでずっと開放で撮っていますがご容赦ください。
ここの中庭は全景を撮ることができなくていつも切り抜きっぽく撮っていたんだけど簡単に全体を写せちゃう。素晴らしい。50mmズミルックスと交互に撮っていましたが、やっぱり違う画角で撮れるのは楽しいですね。
吹き抜けは高さを感じられるので大好きですが、気をつけないといけないのは吹き抜けの広さ。これによって高さを感じやすくなったり、その逆も然り。手すりをフレームに使ってみたり。
赤い傘を刺した人を探しましたがいませんでした。
このお店は夕方から営業するのでお昼の時間はいつもお休み。でもそれがまた雰囲気があってガラス越しに撮影します。28mm広角で撮れるって嬉しいなぁ。
この日はポジフィルム調で撮りましたが、ネガの方でも楽しいかもしれない。コップのガラスが青く色ついているのが好き。
ちなみにGRⅢの設定はこちらの記事にある設定で撮っています。GRⅢとGRⅢx、どちらも同じ設定にすれば画角だけが変わるカメラになるので実質レンズ交換式カメラと呼んでもいいのでは?
GRの良さは瞬間をサッと撮ること。広角だと絞ってフォーカスをsnapにすれば事前に設定した距離でピントが合ってくれるからAFを合わせる時間すら不要になる。実はGRって面白機能がたくさんあるからこの記事を一度見てみたらいいよ。
GRはやっぱりモノクロもいいよね。高架下きたらとりあえずモノクロ撮るよね。落書きとかバイクとか金網とか、撮っちゃうよね〜
実は今回のスナップ、かなり苦労しました。広角でスナップする意識がなかったから結構いろんなスポットを見逃したと思うし、ここは撮れるんじゃないかな?って確認しながら撮り歩いた感じ。新しい視点を取り入れるという意味で、50mmだけじゃなくていろんな画角を取り入れた方がいいよね。
GRⅢの後継機GRⅣが発売されるとしたらどんな機能が欲しいかな、とよく考えます。その一つが防塵防滴。完全なものじゃなくてもいいからもう少し防塵防滴性能が欲しいな。少なくともゴミがセンサーにつかないようにしてほしい。あとはセンサーサイズがフルサイズになるとうれしいけど、ボディサイズがそのままであって欲しい。そのために手ぶれ補正がなくなってもボクはいいと思ってる。
最近またブログを再開したんだけどやっぱり写真を撮って文章書くのは楽しい。その時ボクが何を考えていたのか、思い出しながら整理しながら文章を書く。それを一つ一つ積み重ねていく。それがボクの写真ライフなんだな。
写真は全てGR3のRAWで撮影しAdobe Lightroomのこちらのプリセットで現像しています。
今回のカメラはRICOH GRⅢで撮影しました。