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紅葉と冬の間の中途半端な郡上八幡を歩いた日【FUJIFILM X-T5】

午前中ちょっとした打ち合わせのために郡上八幡に。お昼過ぎに打ち合わせも終わったから、お昼休憩時間を利用してちょっとだけ郡上八幡の街中をスナップ。

最近はGoProを首から下げて動画を回しながらスナップすることも多くて、編集してYoutubeにアップしているけど見返してみるとボクの写真を撮るリズムとか視点が見えてきて面白いよね。みんなもやってみるといいかもしれない。

youtu.be

今回のカメラはFUJIFILM X-T5にXF30mm F2.8 R LM WR MACROで。

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完全にハズレでアタリな日

前日はかなり冷え込んでいたみたいだけどこの日はそこまで寒くない日。それでも名古屋市内に比べると5度くらいは寒く感じる郡上八幡。

完全に紅葉の時期が過ぎてしまった12月上旬。もう1週間早ければもう少し紅葉が残っていたのに。でも雪にはまだもう少し早い微妙に残念な時期だったのがこの日。そんな人生だからもう諦めてる。

富士フィルム X-T5 作例

雪国の冬は湿気との戦い。冬の間は「乾燥」なんて言葉はどこにもない。山も建物も地面も全てが濡れている。冬なのに地面のアスファルトが乾いているのを見ると太平洋側に住んでいるんだなって実感できるくらい。

富士フィルム X-T5 作例

神はディテールに宿るらしい。小さな苔の世界を眺めてみると、この一つ一つのぼこぼこがもしかしたらボクたちの世界の山と同じくらいの大きさかもしれないなと思うと違った目でこの世界を楽しめるのかもしれない。

富士フィルム X-T5 作例

スナップの楽しさは偶然だと思うけどこんなショットが撮れるのがやっぱり楽しい。

富士フィルム X-T5 作例

崖沿いの道がいつの間にか道と崖の間に建物が立って、その基礎が川面に伸びていく。

富士フィルム X-T5 作例

いい雰囲気の路地を見つける才能はある方だと思う。あの先には何があるんだろうってどんどん進んでいくから相方をどこかに置いていきがち。

富士フィルム X-T5 作例
富士フィルム X-T5 作例

社会人として仕事をサボるわけにはいかず、ボクが撮影に使えるのはお昼休みとして設定した1時間だけ。その1時間でどれだけ歩けてどれだけ撮れるのかが勝負。常日頃からのスナップ力が試される時。

富士フィルム X-T5 作例

全く意味をなさないようなものを見るのが好き。そして若者趣味によりつつある店舗はあまり好きじゃない。若者も表面だけ寄せた薄っぺらいものには簡単に気づくはずだよ。もっと本質を突き詰めたものを作りたい。

富士フィルム X-T5 作例

お城が山の上にあるということはそこまで登らないといけないことは多分誰が見てもわかることだけどボクは真下に来るまで気づかないふりをしていた。(気づいた)

富士フィルム X-T5 作例

ボクは海よりも山が好きなんだけど、多分高いところだ好きなんだよね。バカなんだ、多分。「どこでも好きなところに住んでいいよ」って言われたらボクは山の中腹で眺めのいいところを選ぶと思う。

金沢で探せって言われたらもう決まってる。卯辰山中腹にあるスカイ&ブルーって喫茶店。ここから眺める夕日は最高だから金沢に行ったらみんな一回は行ってみてほしい。

富士フィルム X-T5 作例

どこまで行ってもボクはやっぱり建築が好きなんだな。写真の構図はやっぱり建築写真構図を抜け出すことはできないし、建築物を撮るのが好きなんだ。写真を始めたことそんなボクの兆候に気づいてできるだけそこから脱することを意識してやってたけどもう諦めた。ボクはボクなんだから。

富士フィルム X-T5 作例

見上げる郡上八幡城といけなかったお城。

富士フィルム X-T5 作例

富士フィルム X-T5 作例

紅葉の残り香を嗅いできたよ。咲き誇る紅葉もいいけど最後の最後にちょっと残った紅葉を愛おしく撮影するのが好きなんだ。

富士フィルム X-T5 作例

Youtube動画を見てもらえるとわかるけど紅葉しているのはほんの一部分。そこをどうやって最高の一枚で撮るかが楽しくて、あたり一面紅葉しているともう何をどう撮っていいいのかよくわからなくなるのです。

富士フィルム X-T5 作例

富士フィルム X-T5 作例
富士フィルム X-T5 作例

昔、金沢市の都市計画のデザインコードをまとめていたときに考えていたことがある。都市の景観を作るのは何か。気候や材料はグローバルな世の中になってかなり均一化された。そんな中でも地域の特色を出すために大切なものは何か。ボクが出した答えは「モラル」。プライベートエリアと公共スペースの間に濡れ縁を設けるのか、玄関前にはきれいに保つとか、その地域で醸成されたモラルが都市景観を作っているはず。

富士フィルム X-T5 作例



 



カメラを構えて街中をうろうろしていると観光客は絶対に気づかないスポットを見つけることがある。ただしそれは地元民も気づかないスポットの可能性も高い。

富士フィルム X-T5 作例

ツタは全ての生物を覆い尽くす魔物の生き物だと思ってる。

富士フィルム X-T5 作例

細い路地。向こうからくるきれいな女性。もうボクが避けるしかない空気感。気持ちよく横にどいた。そして写真撮った。

富士フィルム X-T5 作例

水が豊富な場所には文化が栄える。ここ郡上八幡も同様で街中を縦横無尽に用水が流れている。水の音が常に聞こえるのは情緒があると思う人がいるがそれは違うと強く言いたい。

富士フィルム X-T5 作例

水の流れる音は水流によって大小あるけど結構うるさい。ちょっとした話し声がきこえないくらい。そして長く生活していると騒音が生活音になったそもそも水の音自体を認識しなくなる。

富士フィルム X-T5 作例

子どもの頃はこんな路地を走り回っていたっけ。

富士フィルム X-T5 作例

薄紫色って結構好きな色。高貴な色みたいだけど一見主張が強くなさそうでかなりの自己主張な色。

富士フィルム X-T5 作例

ボクが好きな人がよく撮る構図。こんな写真をボクも撮りたいんだ。

富士フィルム X-T5 作例

作例は全てFUJIFILM X-T5のRAWをLightroomで現像しています。こちらの記事にあるプリセットを当てているので参考にどうぞ。

今回のカメラはFUJIFILM X-T5にXF30mm F2.8 R LM WR MACROでした。

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