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雪降る日の動画撮影散歩【FUJIFILM X-T5】

富士フイルムの動画性能を検証したくて雪が降っている中へ飛び出しました。

そういえば以前も雪が降る中で動画撮ってたけど、雪が降ってると印象的な動画が撮りやすいんだよね。そんなわけで今回撮った動画はこんな感じ。LUT(Look Up Table)の比較動画だけど色味がこれだけ変わると面白いでしょ?

そんな動画を撮った日に同時に写真も撮ってたことの記録。動画を撮りながら写真を撮るのって川内倫子さんみたいでしょ?(違う)

今回のカメラはFUJIFILM X-T5にSIGMA 18-50mm F2.8 DC DNで。

www.01dougajyuku.work

 

 

 



雪が降りしきる日に傘もささずに

「雨の日こそカメラを持って外に出るべきだ」と頭では理解していてもどうしても億劫になってしまうのが人情。雪の日も同様で、カメラ持って外に出かければ絶対にいい写真が撮れるのはわかってるけど、北陸特有の湿気の多い雪は服が濡れちゃうのでちょっとめんどくさい。それでも数日後には名古屋に戻らないといけないから、貴重な雪の日は撮影しなきゃと思って意を決して飛び出してみた。案の定正解。

雪の日は絶対に彩度を落として撮った方がいいと思ってて、今回もいろんなカラーで撮ってみたり。特に宝達山の頂上が雲と雪に隠れているシーンだったから水墨画みたいな写真になればいいなと思って。

富士フィルム X-T5 作例

富士フィルム X-T5 作例
富士フィルム X-T5 作例

富士フィルム X-T5 作例

カラー写真の彩度を落としてみたり、モノクロ写真にしたりして四苦八苦。でも結局は富士フイルムのフィルムシミュレーション「ブリーチバイパス」が一番あってると思う。

富士フィルム X-T5 作例

坪山地区の裏手にある用水池がボクの隠れた撮影場所。ここでいろんな機材で写真を撮ってるけど誰もいなくて落ち着いて撮れるのがいい。池も奥行きがあって写真撮るには最高の場所。

ここでドローンを使って撮影したことも。風がない日は水面が鏡面になるから面白い絵が撮れる場所。

そして雪と竹も相性抜群だと思う。もう少し青々としてるとよかったんだけどこれもこれでアリだよね。

富士フィルム X-T5 作例

冬の間はとにかく「色」がなくなるからカメラを趣味にしていると写欲が上がる被写体が皆無。都会だとイルミネーションとかもあるんだろうけど、田舎にそんなものないしね。

富士フィルム X-T5 作例
富士フィルム X-T5 作例

でも雪がしんしんと降り続ける中、傘もささずに誰もいない池のそばでウハウハ言いながらカメラ構えてるのを、もし第三者として空から見ることができたら絶対に引いてるだろうな。でも趣味ってそういうものだよね。誰かに理解してもらおうとする以前に、自分が好きなんだから、自分がウハウハ思えるものはとことんやればいい。

富士フィルム X-T5 作例

富士フィルム X-T5 作例

富士フィルム X-T5 作例
富士フィルム X-T5 作例

もう雪なのか雨なのかわからないくらいに降り続いてる。この日はそれでもまだ比較的温かい日だったけど、カメラを持つ指がかじかんでくるからいいところで切り上げないとと思いつついつまででも撮っていたいなと考えてた。

富士フィルム X-T5 作例

田舎で写真を撮るということは被写体を探すことに苦労するということ。何せどこまで行ってもあるのは田んぼと草。しかも雑草という名の草しかない。それでもその中でも被写体になりそうなものを探したり、いつもとは違う視点を見つけたりしながらシャッターを押していく。それが撮影スポットがたくさんある場所に行った時に生きてくるんだと思っている。

だから今やっていることに意味がないなんて全く思わない。

富士フィルム X-T5 作例

富士フィルム X-T5 作例
富士フィルム X-T5 作例



 



車で少し移動してとある参道へ。ここもボクが大好きな撮影スポット。

カメラを持って外に出かけるのは多分一人になりたい気持ちもあるんだと思う。みんなでワイワイ言いながら写真を撮り歩くのも楽しいけど、こんな場所に一人で訪れて他人の都合や視線も気にせずにいつまでもカメラのシャッターを押していられる時間に幸せを感じる。根っからの陰キャなんだと思う。

富士フィルム X-T5 作例

富士フィルム X-T5 作例

富士フィルム X-T5 作例
富士フィルム X-T5 作例

杉の木が林立する林は差し込む光の加減でいろんな表情を見せてくれる。この日は雪から一転、太陽が顔を出してくれたから光の筋が見えてたよ。同じ場所に何度も通うと天気によっていろんな表情を見せてくれるのがわかる。今回のこんな風景も初めてだったしまた違うシーンを見たくて通うんだろうな。

富士フィルム X-T5 作例

富士フィルム X-T5 作例
富士フィルム X-T5 作例

参道って目的地まで真っ直ぐにつながった道だけど、多分それだけじゃ退屈なんだよね。それでもあんなに遠くに目標物がある!って認識できることが大切。

ボクのこのカメラ趣味も最終的にどこに行き着けるのかはよくわからないんだけど、かなり遠くを最終目的地にしながらボクは活動してて、遠くを眺めながら一年ずつマイルストーンを超えていく感覚が楽しいんだよね。

この記事にも書いたけど今年の目標もかなり高いものだけど、なんとかそれを乗り越えていきたいな。

富士フィルム X-T5 作例

富士フィルム X-T5 作例

富士フィルム X-T5 作例
富士フィルム X-T5 作例

作例は全てFUJIFILM X-T5のRAWをLightroomで現像しています。こちらの記事にあるプリセットを当てているので参考にどうぞ。

今回のカメラはFUJIFILM X-T5にSIGMA 18-50mm F2.8 DC DNでした。

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