秋からずっと忙しくてブログにほとんど手をつけていなかったのを反省。写真は忙しい中でも少しだけ撮っていたから、今年の秋以降を振り返る意味でも数ヶ月前の写真をアップしようかなと。
仕事で岡崎へ行ってその帰り道に自分が穴場スポットと呼んでるお寺へ。仕事に行く時もさっと鞄に入れておけるX100Vの存在は自分の写真ライフにとってとても大きなものになりつつある。
カメラはFUJIFILMのX100V。ブローニーフィルムで撮影するのをイメージして写真は12枚で。
岡崎と建築現場
岡崎はまちおこしも頑張っていて、これからもっと面白くなる可能性を秘めた街だと思う。古いものを残す意識と草の根的なまちおこし活動が共存してるし、Youtuberのフィッシャーズが拠点にしていたりと、いろんな世代にとって魅力的な街になっていくんだろうな。
岡崎市内を東西に流れる乙川。両岸には多分桜の木が植えられているから春にもう一度来てみてもいいかもしれない。すごい人になるだろうけど。
橋の上でもイベントができてしまう桜城橋。ここを起点に籠田公園までの緑道が整備されていて活力を感じる通り。
工事中の現場って何故だかすごく魅力を感じる。築50年以上の古い建物のリノベーション工事中だけど太い柱、剥き出しの梁、スチールサッシが無骨な感じがして好き。
崇覚寺
名古屋市内、東別院の横にあるお寺が崇覚寺。場所を教えても見つけられず通り過ぎてしまうような隠れスポット。たまたま通りすがりに見つけてから大ファンになって何度となく足を運んでいる場所。
秋のまだまだ残暑が残る日。紅葉にはまだ少し早くて木々は夏の匂いを残したような瑞々しさを保ちながら盛夏の時のような力強さはみられない、そんな青緑に包まれた空間に少しだけ包まれてみた。
秋に訪れた時の写真はこちら(RICOH GRⅢxで撮影)
緑が多い被写体だとどうしてもフィルムシミュレーションはクラシックネガにしてしまう。この締まった緑の描写がたまらなく好き。
これが撮れた瞬間はもう今日は終了してもいいなって思った。
木漏れ日を撮っているときは光を撮っているのか影を撮っているのかわからなくなるんだけど、多分自分は影を撮ってるんだろうな。どっちを意識して撮るかで露出も変わってくるはず。
真夏のような緑の力強さは少し抜けた感じで紅葉前のこの時期もすごくいい。
いわゆるコンデジで撮るときはリッチな描写よりもこんなコントラストの高い写真があっているような気がするんだ。
自分の卒業設計はお寺だったからこんな空間に来るとどうしても自分だったらどんな設計するか考えてしまう。大きな屋根下の空間はやっぱりいいな。
この後この木々が紅葉するんだけど、このときはどんな紅葉になるのかを楽しみにしながらシャッターを押していた。
※掲載した写真はRAWデータをAdobe Lightroomで現像しています。
みんなが知ってる有名絶景スポットを撮りに行くのも楽しいけど、自分しか知らない(そんなことはないんだけど)スポットを季節ごとに撮りにいく楽しみはカメラやってる人にしかわからない楽しみ方だと思う。X100Vはメインカメラの一台だけどやっぱり一番手に馴染むし操作性も抜群にいいから絶対に手放せないカメラになったなぁ。