いまさら感があるけど仕事関係で神社へ初参拝。行くのは伊勢神宮の隣にある猿田彦神社。車で2時間近くかかるから移動中に車窓から撮りまくる。
今回のカメラはRICOH GR3x(GRⅢx)で。
世界の車窓から
新年早々忙しい毎日が続いていたから2時間ほどでも平日にゆっくりできるのはありがたいな。アルファードの最後列に座りながら高速道路を走る車から見える景色をぼんやりとみてた。
ボクの体は2時間で伊勢神宮まで届くけど、昔の人はここを歩いて移動してたんだな。川を渡る時は船を使って、何日も何日もかけて到着した伊勢神宮はなんとも言えないご威光があったんだろうな。
そんなどうでもいいことを考えながらお昼過ぎのボクはゆっくりと深淵に沈んでく。
猿田彦神社到着
初三杯と言ってもお祓いを受けるわけでもないから実質10分で終了。こんな感じでいいのかな?笑
それでも鳥居をくぐる瞬間は神聖な場所へ入るために気が引き締まる思いがするし、空気もどことなく冷えている。やっぱりボクは神社が好きだな。
思えばいつしかボクはボクのために時間を使うことが多くなったな。以前はいろんなことや人のためにボクの時間を使っていて、それはそれで楽しかったしやりがいもあったんだけど、どこかいつも疲れてて追われていて。今のボクはボクのために追われている気がする。笑
でもそれは多分今のボクが10年後のボクのために時間を費やしているんであって、10年後のボクはいろんなことや人へボクのスキルや時間を提供できていたらいいなと思ってる。決して自己中心的な人生じゃ大成しないってボクは知ってるから。
人は目の前にある大きなものに目を奪われてとても大切な、でも小さなものには気づかない。ボクがしゃがみ込んでシャッターを押してると同僚や歩いてる人たちはボクを変な目で見ていく。
神様へお供えするお米を育てている田んぼ。お笑い芸人のアキナの家族写真を撮ってあげたよ。(知らなかった)
何もしてないのになんで疲れるんだろ
2時間車の後部座席で揺られて写真撮ってっただけなのになんでこんなに疲れてるんだろ。
人って息して生きてるだけで疲れていく。それならただ息するんじゃなくて常に「ナニカ」をしていた方がいいんじゃね?って中学の時に気づいて今までそれだけを気にして生きてきたけど、よく「生き急ぎすぎ」って言われるようになってちょっとだけブレーキかけようかなと思ってる。
でもボクは同級生に手相占いで50歳で死ぬって言われてから、50歳で命が途切れても後悔しないように生きてきたからもう少しだけ頑張ってみるね。ノストラダムスの大予言みたいに50歳すぎてもボクの命が続いていたらシュウちゃんに文句言いに行ってくる。
帰りももちろん車窓からシャッター押すよ。もう日没時間で遠くの空がオレンジに染まり出してきた。鈴鹿山脈は本当に綺麗で夕焼けに映えるよね。
生きてる時間はどんどん流れていく。まるで車窓から現れては消えて行く景色のように。ボクは夜に捕まらないようにスピード上げて走ってく。
ボクは運転してないけどね。笑
そんなボクが生を感じる方法の一つがお酒を嗜むこと。美味しい料理と美味しいお酒、居心地の良い空間でボクは生きていることを実感しつつ、酩酊状態の生と死の間にいるような精神状態を楽しんでるんだと思う。
酔っ払って文字通り「死んだように」眠って、実際に触れることができない「死」を疑似体験。そして翌日後悔する。そんな生を楽しんでる^^
写真は全てGR3xの撮って出し写真でこちらのカラー設定で撮ってます。
今回のカメラはRICOH GR3x(GRⅢx)でした。
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