前回に引き続き、フィルムカメラで撮影した春の写真を。旅先で出した絵葉書が帰宅した後に家に届くような、そんな不思議な感覚がフィルム写真の魅力の一つ。
今回も、そんな紫陽花の季節に手元に届いた桜のフィルム写真。
今回のカメラはCONTAX AriaにCarkZeiss Planar T*50mm F1.4をつけてフィルムはKodacのColor Plus 200。
たくさん撮れる35mmフィルムのよさ
前回アップしたフィルムはいわゆるyuskinと呼ばれる中盤フィルムだったのでハッセルブラッドの場合フィルム一本で12枚しか撮れませんが、35mmフィルムは一本で36枚撮れてしまいます。(36枚撮りの場合)
デジタルに比べると通れる枚数は少ないしコストも考えるとシャッター押せないよ〜という人も多いかもしれませんが、ハッセルで撮ることを考えると「35mm撮りまくれるジャン!」と無限にシャッターを押してしまう癖があります。似たような構図が続くのはそのせい。。。
前半はこちらの記事でフォトウォークした際に撮ったものになります。デジタルと比較してみると面白いかもですね。
ウクライナカラーの扉。




プラナーの写りが素晴らしいのでどうしても開放で撮ってしまいがち。心を鬼にして絞り込むんですが気付けは開放で撮ってます。


今回のベストショットかな?
影がビルの壁に写ってますが、こんな写真を印象的に撮れてしまう人を尊敬します。
後半は翌日に場所を変えて桜を撮ってみました。
仕事終わりだったのでもう日が傾いていますね。
隙間から。
夕日の影響もあるけどコダックのフィルムは黄色っぽく写りますね。


この日の私は隙間が好きだったみたいです汗



シャッターを押しながら構図を探していきます。


ここらへんを撮っている時にはもうデジタルカメラの感覚でシャッター押してました。気がついたらフィルム一本使ってる感覚。
でも昔の人はそんな感じだったのかなぁと想像したり。昔はフィルムも現像も安かったですしね。
木の枝をフレームにして切り取りしてますね。隙間好きです。
少しづつ今日の構図が固まってきたかな。
桜を前に両手を上げて喜ぶ女性。



※掲載した写真は現像所でスキャンした写真です。
数ヶ月遅れでやってきた写真たち。どれも大切な思い出ですよね。