時々フィルムカメラで写真を撮りますが、現像とスキャンに出す時配送料をケチってどうしてもまとめて現像に出してしまいます。そうするとどうしても現像が遅れてしまって完全に一つの季節が終わった後に現像された写真が手元に届きます。
そんな、紫陽花の季節に手元に届いた桜のフィルム写真。
今回のカメラはハッセルブラッド500CMにCarkZeiss Planar80mmF2.8CをつけてフィルムはFUJIFILMのPRO400HとKodacのPortra400。
遅れてやってくるタイムカプセルのようなワクワク感
フィルムカメラはデジカメにはない時間を楽しむ良さがあっていつもじゃないけど時々使って楽しんでます。デジカメとの大きな違いはやっぱり撮影してから、出来上がりを確認するまで時間がかかること。最近は家の近くに現像所がないことから、撮影から出来上がりを見るまでさらに時間がかかっています。でもそれも含めて全てがフィルムカメラの楽しみ方だと思っています。
そんなフィルムカメラで撮影した写真が手元に戻ってきました。のぞいてみると今年の3月に撮影したいろんな桜の写真。当時の記憶が蘇ってきて楽しかったです。似た構図の写真は選別しましたがどれもよく写っていました^^
山崎川沿いは桜の名所でたくさんの人が訪れますが、今年もやっぱりこのご時世で賑わいはイマイチ。それでもカメラを持って純粋に桜を楽しむ人はたくさんいました。ここらはFUJIFILMのPRO400Hというフィルムを使った作例です。
下へ下へと伸びていく桜の枝。
両側に桜の木が並んでいますがややお年寄りの木なんですかね。
川は狭いところや広いところ、下に降りられる場所もあったりといろんな楽しみ方ができます。
ユキヤナギと桜の2ショット撮りたかった模様。
そしてここからはフィルムを詰め替えてKodacのPortra400で撮影。フィルムカメラなのでもちろんホワイトバランスの設定もできないんですが、色が全く違って撮れていました。これはフィルムの特性なのかスキャン時の違いなのか。詳しい人教えてください。
似たような構図で撮っていますがフィルムが変わると全く印象が変わりますね。
夕日をなんとか入れたかったらしい。
ポートラ400バージョンのユキヤナギと桜の2ショット。
木と手すりを使ってフレーミング。
夕日のオレンジを浴びた雰囲気が出ている気がします。
子どもと一緒に頑張るお母さん。
菜の花と桜の2ショット。
そしてここからまたFUJIFILMのPRO400Hに詰め替えて。
上のポートラ400の写真とほぼ同じ位置ですが色味が違うので全く別の雰囲気になりました。
ちなみにハッセルのウエストレベルファインダーをX100Vで撮ったのがこちら。このファインダーで確認しながら撮っているんですがテンション上がりますよね。
階段で川辺まで降りることができて、この階段でゆっくりと花見を楽しむ人がいました。
少しずつ暗くなってきたのでフィルムには不利に。。。
人が通るのを待って撮った一枚。
完全に日の入りしてしまった後。
ちなみに同じ日にX100Vで撮影したのがこちら。デジタルはデジタルの良さがありますよね。
※掲載した写真はFUJIFILM X100Vで撮影したものはRAWをAdobe Lightroomで現像した写真、フィルムで撮影したものは現像所でスキャンした写真です。
数ヶ月遅れでやってきた写真たち。どれも大切な思い出ですよね。