4月に入って新しい生活もスタート。新生活はいろんな苦労があるけどそんな苦労を一瞬でも忘れるために非日常を体験する京都散策へ。天候はあいにくの曇天でしたが結果的にそれが良かったと思える1日でした。
持ち出したカメラはHasselbladの907X CFV Ⅱ 50CにXCD 4/45Pをつけて。
ハッセルブラッド907XはX1DⅡと同じセンサーを搭載したかわいいおはぎみたいなカメラ
京都駅に集合
休日の朝、集合場所は京都駅。夕方や夜の京都駅はよくきていましたが朝に来るのは初めて。東からとても良い感じの光が入り込んできていました。一筋の光が入り込むことで京都駅の大屋根の下の空気感が一気に伝わります。
ミスドで作戦会議して京都散策デートの始まり。
早い時間に水路閣へ
最初にどこに行くか悩みましたがまだ人が少ないだろうと想像して南禅寺と水路閣へ行ってきました。
ちょうど雲の切間から太陽が顔を出してくれました。南禅寺の参道は人が多い時は石畳が見えないくらいでしたが、桜が終わった後だったので少しだけ観光客が少なかったです。通常はこの時期は修学旅行生が多いみたいですが、昨今の状況もあり修学旅行生の数も少ないみたいですね。
赤いスーツケースを引っ張りながら撮り歩いている女性がいたのでモチーフにさせてもらいました。
水路閣にもそれなりに人がいたので定番カットを撮るのは諦めて新緑とのモチーフを。ちょっと上を見上げると素晴らしい緑があるのに、みんな定番カットを撮るために並んでいました。もったいないなぁ。
ついでに蹴上インクラインもちょっとだけ。一緒に行ったJDが喜んでインスタにアップしてました^^
ちょっと歩いて京セラ美術館へ。今日は新しい発見をする散策というよりはこれまで見てきたものを再発見する旅になりました。
ちょうど藤棚が見頃になっていて見事でしたよ!
祇園を吹けて建仁寺へ
祇園の石畳が多分水道管の改修でアスファルト舗装になっているので全く風情がなくなってしまいましたね。早く工事が終わることを祈るばかり。ライカショップへちょっとだけ寄って、そのまま建仁寺へ抜けていきました。
あいにくの曇り空の京都。でも歩いていると汗だくになる暑さだったのでこれくらいがちょうど良いのかも。
建仁寺は緩やかな時間が流れる中庭があって毎回楽しみにしている場所。特に今日は曇天で新緑の季節だったので楽しみにしてきました。そして予想通りの見事な若緑の庭!
カメラの設定でちょっとアンダー目に撮るととっても良い雰囲気に撮影できるので、新緑を撮りに行くときは「曇天」「アンダー目」でぜひ!
庭の周りには畳に座ってこの空気感を楽しむ人たちも。せっかくなのでモデルになってもらってパシャリ。自宅にもこんな庭があったら最高ですよね。庭の手入れで職人さんに入ってもらわないといけないのだろうけど。
そして法堂に移動して天井に描かれている龍を。自然光で浮かび上がるように描かれているのが単純にすごいですね。
終着点は清水寺
建仁寺からもうちょっと歩いて清水寺へ。やっぱりここは人が多いですね。修学旅行生の数も少ないといいつつも他の寺院よりもかなり多いです。
建仁寺から歩いてきて最初にであるのが八坂の塔。今回はスタバもアラビカも寄らずに一目散に清水へ。
清水寺は秋の京都旅行でも訪れでその時はライカM10-Pで撮影したけど、ハッセルブラッドで撮る京都もいいですよね。「ザ・リッチ」って言葉がぴったりだと思う。
高台から階段で写真を撮っている二人を緑を額縁にしてパシャリ。
ハッセルブラッドは小さな単焦点をつけて撮っていますが、5000万画素の中判センサーなのでとりあえず広く撮っておいて後でトリミングするやり方でもOK。実際に写真をズームしてみた動画はこちら。
最後は晩ごはんを食べて終了。これと別にフィルムカメラでも撮っていたのでまた現像するのが楽しみでしかないです^^
※掲載した写真はHasselblad 907xで撮影しLightroomで現像した写真になります。
桜の京都もいいけど新緑の京都もいいですね。観光客が少ないのもおすすめかもしれません。ハッセルブラッドを持って一日ぶらぶらしましたが、やっぱりこのカメラは最高の旅カメラですね。まず見た目がカメラっぽくないので観光メインの旅にピッタリ。ライカもすごくいいカメラだけど同じくらいハッセルブラッド907Xもいいカメラですよ!